時事世論調査結果について(コメント)

98年5月15日

民主党企画委員長 仙谷由人

 内閣支持率は、橋本政権発足以来最低の28.5%。不支持率は過去最高を更新し、50%に達しようとしている。橋本自民党政権は、国民の7割以上から不信任を突きつけられている。これは、景気の長期低迷、相次ぐ官僚の不祥事、政治不信の蔓延、将来の生活に対する不安の高まり、社会の荒廃など、橋本政権の失敗がもとらした今日の危機的状況に対して、大多数の国民が、不信、不満を抱いていることを示すものと考える。
 橋本内閣の政策ミスによって日本経済は瀕死の状況に陥り、失業率は過去最高水準を推移している。中小企業を中心とする倒産もとどまるところを知らない。今日の我が国経済の危機的状況に対しては、迅速かつ実効性のある経済対策が求められている。しかしながら政府の緊急経済対策は、一過性の特別減税と従来型の公共事業のばらまきであり、これでは景気回復にはむしろ逆効果である。こうした日本政府の無責任な態度に国内のみならず、アジア近隣諸国、世界の先進国から「日本には経済政策がない」、
 「日本が世界をグローバルな不況の危機に陥れている」などと厳しく非難されている。
 ただ、その一方でわが党を始めとする野党に対しても、国民の厳しい目が注がれていることも事実である。われわれは、「政権交代の受け皿」となるために、4月27日に統一し、民主党を結党した。
 今後国民に対して、民主党が真に政権を担いうる政党であることを示すため、一丸となって取り組み、理解と支持の輪を広げていきたいと考えている。