衆院解散にあたって(記者会見)

2014/11/20

 突如 安倍晋三総理大臣の自己中心的な思い込みによって衆議院が解散されました。

 私 仙谷由人は26年にわたり「徳島」で徳島の皆様方から、大きなそして心のこもったご支援とご指導のもと政治家としてお育ていただきました。

 皆様方からいただいた、ご支援・ご尽力・ご援助は損得を顧みない、無私の真心のこもったものでございました。

 ただ日本の民主主義の豊富化を願い、そのための非自民政治勢力によって政権交代を成し遂げるために仙谷由人を本物の政治家にしよう、仙谷由人を育て、期待しようというものであったと受け止めています。

 徳島の皆様方のご援助に対する私の感謝の気持ちは言葉で言い表せません。ただただ感謝・感謝につきます。ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。

 私はこの度の解散に際し、新しい徳島1区の民主党公認候補者として『仁木博文』さんを推薦しました。

 仁木博文さんがこれを受け、徳島1区の代表として衆議院議員として縦横無尽の活動をされることを願い、かつそのために最大限の努力をいたしたいと考えております。

 私が、私自身が出馬せず、仁木博文さんを推薦する理由は概略次の通りです。

1.この度の解散はアベノミクスの破綻を覆い隠すためになされたものである(なお黒田日銀総裁による異次元の金融緩和=クロダノミクスは先月の黒田バズーカ砲でその破産を自白したものである)。

2.しかし、この度の解散総選挙では民主党と他の非自民政治勢力が一挙に政権交代を成し遂げる構図にはなっていなく、ただ国民の生活にボデーブローを叩き込むだけの安倍・自民党政権から『もう一つの政権』に交代させるためには、中期的視野のもと戦略的に考えられる必要があり、そのためには、徳島1区の候補者も若い・将来性のある方にすべきである。

3.仁木博文さんは衆議院議員としての実績もあり、医師としての専門的知見にもとづく医療・社会保障について確固とした政策体系を実現しようとする情熱をたぎらせた人であり、先の戦略的観点からも候補者としてふさわしいと確信しているところであります。

 以上のとおり新しい徳島一区に仁木博文さんを推薦いたします。

 また2年前の私の敗戦以来来るべき解散時には必ず立って勝てとお励まし・お支え・ご期待いただいた皆様方のお気持ちに背くようなことになってしまったこと心苦しく、お詫びをいたします。

 私は政治的・社会的活動を直ちにやめるわけではありません。

 日本は、今後たくさんの難題を乗り越えていかなくてはなりません。少子高齢化や人口減少はもとより、アジアの人々や国々のグローバルな協力にも応えていけるスケールの大きな政治が求められています。そのためには、いまの政治の現実を変えていただかなくてはなりません。

 政治はもっと良くならなくてはならない。そうするための努力が必要です。

 私は、再び、三たび、そのために大いに役立てる時が来ると信じています。

 皆様方と一緒に、日本と徳島の危機を克服するために、皆様方からいただいた、感性の力と、経験を使って努力します。

2014年11月