政治家は「勇ましい姿」より

「ちょっと待てよ」の気概を

仙谷由人 月刊「論座」の座談会−特集「リベラルの責任」で熱弁

 朝日新聞社が発行している月刊誌「論座」の7月号で仙谷由人が座談会に出席、16ページにわたる座談会で熱く語りました。出席者は、自民党総務会長久間章生氏、公明党幹事長代行太田昭宏氏と仙谷由人、司会は薬師寺編集長でした。

 政界のハト派論客として招かれた仙谷由人は、右か左かといったメディアの論調のあり方や、大衆受けを狙った政治家のあり方を批判し、ベルリンの壁崩壊以後の新しい国際秩序のなかで、国連憲章、国連改革と自衛隊、日本国憲法の問題を関連させて考えねばいけないのに、本当の自由主義やリベラルな勢力が十分でないと現状をとらえています。アジアとの共生、分権、人権をキーワードにして開かれた社会の実現を提唱しています。

 「昔から、排外主義、ポピュリズム、そして戦争は、政治や権力を持つ側が、意識的に内部矛盾をさけるために利用してきました。ちょっとした外敵をつくって、世論を自分たちが望む方向に導く、というのは歴史上多いですね。

 しかし、政治家たるもの、「ちょっと待てよ」という気概を絶えずもっていなければなりませんね。歴史から学び、我々が本来追求しようとしている価値、イデー=理想とは何なのかということを考える。」(発言の一部を引用)