2005年2月14日

 

イラク国民議会選挙の結果を受けて(談話)

 

民 主 党 政策調査会長

仙谷 由人

 13日、先月末に実施されたイラク国民議会選挙の結果が選挙管理委員会によって発表された。イラク国民の強い思いにより実現した国民議会選挙により、国家建設が重要な前進を遂げたことをイラク国民とともに喜びたい。

 発足するイラク移行政権及び国民議会は、イラク憲法の起草をはじめ、極めて重要な事業に着手しなければならない。イラクの各派・諸勢力が移行政権に積極的に参加・協力することが、この道程を成功させるために必要である。わが国政府をはじめ国際社会は、イラクの各派・諸勢力が対立することなく、信頼関係を向上させる中で、一致団結して多難な前途を乗り越えていけるような施策や取り組みに一層力を入れるべきである。また、わが国政府は、国連がイラクの復興において、より積極的な役割を果たすよう働きかけるべきである。

 民主党は、イラク人のイラク人によるイラク人のための国家建設が進むよう出来る限りの支援を国際社会が行っていくことが必要であると考える。テロなどが繰り返し発生し、まさにイラクは「テロの温床」ともいえる状況になっていることが、現在のイラクの最大の課題である。法に基づく民主国家を求めるイラク国民の意思が、テロなどの脅威にかかわらず、今回の選挙を実現させたことに、その答えの糸口が見出せよう。政府は、イラク特措法に照らしても、派遣要件を満たしていないイラクの自衛隊を直ちに撤退させるべく、「出口戦略」を組み立てるべきである。

以 上