2004年9月1日

脱北者の北京日本人学校への駆け込みについて(コメント)

民主党政策調査会長 
仙 谷  由 人

北京の日本人学校に、脱北者とみられる29人が駆け込んだ。これまで脱北者の多くが中国の公安当局に拘束されてきたが、日中両国政府は、北朝鮮の厳しい政治・経済情勢から、亡命を希望する場合が多い事実を重く受け止めるべきである。

事は、国際的な人道・人権上の問題である。日中両国政府は、瀋陽総領事館における駆け込み案件の反省を活かし、人権保障の観点から、脱北者の人々を条約の趣旨に基づき適切に処遇すべきである。

中国は、北朝鮮との間で、脱北者を送還する協定を締結しているが、一方では日中両国は、難民認定手続きや政治犯の迫害国への不引渡しの原則を定める難民条約を批准している。両政府に対し、国際条約に定める基準に従って、脱北者の人々を人道的に処遇するよう強く期待するものである。

以 上

民主党本部からのメールを転載しました。