地方政治の重要性

 

1999年1月16日(土)阿波観光ホテルにて       仙谷 由人 

 今春に統一地方選挙というのがごいざいます。よく皆さん方も新聞やテレビで分権型社会ということばをよくご覧になるかと思います。これは「身近なことは中央の役所が決めたり、細かいところまで国会が決めるんではなくて、地方の議会が決めることが出来るような制度にしていこうよ」ということなんです。

 しかしこれが明治以来の制度の中で非常に難しい…。そして今や、中央の官庁が、官僚が、自分のなわばりを縮小するのがいやなものですから、ますます出来にくくなっているというのが、今の実態でございます。

 端的な例が、最近の(1月11日付1面)徳島新聞にも載っておりましたが、徳島駅西の「お花畑の踏切」でございます。

 この踏切の、高架であろうが地下であろうが要するに立体交差を望まない徳島市民というのはあろうはずはございません。市民の要望があってから、もう何十年も経つのに実現してません。

 私が浪人中に「あれ(踏切の立体交差化)をやらなければいかん!」と運動を起こそうかという話をしたときに、「もう出来ました」という話があったんですね、5年前です。もうできましたと…。しかし今まで何にも出来ていない。何にも進まないのが、今の実態でございます。

 なぜそうなのか、それは徳島県と徳島市が「補助金があまり付かないからやりたくない。お金がないからやりたくない」こういうことになっているわけでございます。

 役人がやりたくなくても、徳島市民が、最優先してやれという様に考えたときに、それを実行させることができる。そういう政治をあらためて作らなければならないわけです。

 そこで、ひとつは中央で今の中央集権の仕組みを止めさせて、地方の議会が決めたときには実行できる仕組みをつくると…。

 もうひとつは、地方議会が、住民の皆さん方の意志を受けて優先順位を決めて、そして、説得をきちっと出来る…、そういう議員さんを作らなければならない。

 この統一地方選挙、徳島でも県議会議員選挙と市議会議員選挙がございます。

 この地方選挙と言いますのは皆さん方もご近所であるとか、地元とか、ご親戚、ご友人いろんな格好で、もう既にいろんな方々を応援をされたり、いろんな方々からお願いをされていると思います。

 従いまして、私のほうからこの人とこの人をお願いしたいということは、はなはだ心苦しいんでございますが、今度は、先般の私の選挙で、私の手となり足となり(と言うと語弊がございますが)手とも足とも頭ともなって頑張ってくれた方々が多数選挙に出ることになりました。またお願いに上がるかもわかりませんが、どうか差し支えのない範囲で、皆さん方のご友情を頂ければと、厚かましいお願いではございますけれども、よろしくお願い致します。