エリート官僚の度重なる不祥事!
総替えの時!

 こんにちは、仙谷由人です。皆様方から大変な友情をいただいておりまして、今、国会で皆様方のご期待に、添えますように頑張っているところでございます。

 頑張っているつもりなのですが、もう日本の政治、そして行政が、まじめに額に汗して働く皆様方市民の、あるいは庶民の皆様方の、ご期待に応えるどころか、上の方から腐り果てようとしています。嘆かわしいことでございますが、事実でございます。

 

 

2000年3月4日(土)徳島駅前ロータリーにて 仙谷 由人

 

頭から腐った日本の国

 皆さんご承知のように、ここ十数年来、日本は制度疲労、戦後五十年経った制度が、どうも疲れ果ててきて、ガタガタになってきたな、こういうことがよく言われてきたわけでありますが、制度も少々疲れ始めておりますけれども、何よりもトップリーダーいわゆるエリート、というふうに思われてきた(あるいは自分たちも思ってきたんでしょうけれども)連中が腐ってきた・・・腐りつつある。これが、重大な問題でございます。

 「魚は頭の方から腐る」と言いますけれども、日本の国も、頭の方から、政治家やエリート官僚と言われている人が、まことにどうしようもないほど腐ってきた。これが、日本の危機と言わずして、なんといった良いのでしょうか。

 今、景気が後退局面でございます。今日の新聞をご覧いただきましても、「益々増える倒産」と出ておりました。そして、皆さん方の実際の収入は、どんどん減っている。勿論消費も減らざるを得ない。

 そういう中で、先週一週間だけでも、いったい幾つの不祥事が、新聞のトップを飾ったことでしょう。

 

金融再生委員会委員長も

 越智さん(金融再生委員会の委員長)という、あの石原東京都知事に「ああ、あの人は役人でしょ」と一蹴された人が、なんと国の借金でお預かりをしている(金融のシステムがガタガタになったとき、国民生活に被害が出ないように、借金をして金融再生委員会、預金保険機構というところに預けている)60兆円を、あたかも自分のお金のように「あそこには1兆円くれてやった」「ここには資本注入7兆5000億してやった」「まだあまりがあるから、悪いところは言って来なさい」「蓮実さんという、栃木県選出の議員を窓口にして言ってくれば、悪いようにはしない」と、こういうふざけたことを堂々とおっしゃったのです。感覚のずれも甚だしい。

 税金、あるいは国が借金をして作ったお金を、自分の金のように振る舞う。そして、蓮実という衆議院議員の応援なのかなんなのか分かりませんけれども、あたかも、自民党議員の選挙運動、選挙対策に、これを使うという、極めてデタラメなことを言ってついに辞めざるを得なくなった。

 

警察庁・新潟県警も

 そうこうするうちに、今度は、新潟県警、警察庁の問題です。この体たらく、この職業意識の無さ、どうして、彼らは国民の税金を給料として受け取ることが出来るのか、九年数ヶ月も神隠しにあったような女性が、発見されたその日、温泉で麻雀をして、事件現場にも駆けつけないし、警察にも帰らない。その上猶、処分なしで済まそうとする。

 

国家公安委員会、何ですかあれは!

 さらに、この問題を、ちゃんと監視し、監督しなくてはならない、国家公安委員会、何ですかあれは!週一回の委員会出席で、年間2650万円も給料を取っている。「しかも法律に触れないから処分は出来ない」、平然とこんな馬鹿なことをのうのうと言って、居座っている。なんと責任意識の無い、なんと公務員にあるまじき発想で、国民がこれだけ苦しんでいるときに、自らは職務の責任を全く果たさないでも全く平気の平左でいられるというこの感覚。こんなことが許されて、良いはずはないのであります。

 

「氷山の一角」農水省構造改善局の汚職

 何故こんな事になっているんでしょう。何故、日本の偉いと思われている人がこうなっているのか。農林省の構造改善局の汚職。「あんなのは氷山の一角だ」こういわれております。

 構造汚職と言うよりも、構造の腐敗であります。全てが役人や公益法人と、その世界で、公安委員会の5人の委員が、昼寝をしている様な体たらく。というふうなことが、日本に広範に起こっているとすれば、これは変えなければいけない。

 担い手を変える。人間を変える。この事なしには、制度疲労から蘇らす事はできない。と私は思っております。

 

世界一の借金王小渕首相がいる限りこの国は破滅へと向かう!

 そして、何でもかんでも小渕さんが悪いと言い過ぎるのかも分かりませんけれども、この首相が、日本の頭にいる限り、どうしても、皆さんの意識が緩んでくる。何をしても良いことになってしまう。これが、今の日本の、姿であります。

 私も、国会の端っこに席を占めておりまして、非常に情けないと思っておりますし、国民の皆さん方に、こんなままではいけない。早く変えなければいけない。少なくとも、国家公安委員会を覚醒させなければ、何ともやりきれない。焦りに似た気持ちを持っておりますが、小渕内閣は、自・自・公政権で、7割の議席を持っておりますから、彼らが居直ってしまえば何でも出来る。こういう議会構成になっているのであります。

 

総替えの時!

 国民の、税金を、我がもののように思い込んで振る舞う。この種の政治を早く止めさせなければ、国民は浮かばれません。皆さん方がせっかく一生懸命お働きになって納めた税金が、ああいう国家公安委員会に払われる。麻雀をする警察に払われている。こういうニセのエリート官僚を、大掃除をしなくてはならない。国家公安委員会を大掃除しなければいけない。こういう構造を作っている政治家を、入れ替えなければいけない。そういう危機感を、ヒシヒシと今、感じているところでございます。

 

日本丸が沈没する前に・・・

 いよいよ選挙です。巷では少々遅くなると言われておりますけれども、それでも5月の連休明けには選挙になるでしょう。どうか皆さん、今度の選挙、少しでも税金の使われ方が分かるような、役人のやっていることがもう少し見えるような政治を作る。そのためには、今の自・自・公の政治を変える。変えなければ、訳の分からないうちに税金が使われ、そして日本の借金が増えて、私たちの子どもや、孫の世代に、税金がずっしり乗っかって身動きがとれなくなる。日本は沈没をしてしまって、浮かび上がることができない。そういう国になってしまう。そのことを、皆さん方によくお訴えしたいのです。どうか、今度のいろいろ起こっておりますこのことを、皆さん方の、常識の目で見ていただきたい。

 

とくしまは、もっと良くなれる。

 連日報道されている度重なる不祥事は、今度の選挙で、制度を運営する人を変える。つまりは、現在政権を握っている政治家と役人を入れ替える。そのことが一番大事だということを、示してあまりあると思います。

 先の住民投票で示した、徳島市民の皆様方の英知と、努力と、妨害にも負けない勇気があればこの日本は変わります。日本は、このとくしまは、もっと良くなれるはずです。

 どうか皆さん、選挙の時には、この間の政治をじーっと見ていただいて、人を変える。若い人に変える。このことだけは、皆さん方に、肝に銘じていただきたい。と改めて思います。